雑草観察ノート

雑草と呼ばれる植物が好きな素人が身近な動植物について調べたことを記録していきます。図鑑の1セクションから1枠程度のまとまりを目指しています。投稿してからも見直す方針です。

樹表の痂状地衣類

2019年12月下旬撮影。小雨の日。樹表の青緑色痂状地衣類(大、ウメノキゴケの仲間を疑う)と薄緑色痂状地衣類(小)。どちらも地衣体は平面ほぼ円形に広がります。

地衣体の中心部に疣のようなもこもこした塊を認めます。粉芽塊と呼ばれる構造と思われます。辺縁は裂片を延ばしながら放射状に広がり、粉芽塊を認めません。

参考

キクラゲの仲間を疑う桜色ぷるぷる

2019年7月中旬撮影。木の表面に付いていた桜色のぷるぷる(ゼラチン様物体)。形態からキクラゲなどの膠質菌 (Jelly fungi) を思い浮かべますが、高倍、低倍、別角度の写真を撮らなかったので同定不可能となりました(そもそもの知識不足もあります)。

小雨の日の道端のハマキゴケとタチゴケ疑い

小雨の日の道端のコケ。2019年10月下旬撮影。下側の葉が波打った種はハマキゴケ、上側あるいは中央の細い葉の種はタチゴケなどのスギゴケ科を疑っています。

参考文献

タチゴケ

シラヒゲハエトリ

シラヒゲハエトリMenemerus brachygnathus)を疑うクモ。体色は黒色で白あるいは灰色の短毛が全身のほとんどを規則的に覆う。足は頭胸部および腹部と比べて短く太い。2019年10月上旬撮影。

英語版Wikipediaによると手足と体の白いtrichobothria(毛様構造)が和名の由来とのことです。

参考

Menemerus brachygnathus - Wikipedia