ムラサキカタバミの花、葉外観、茎断面
ムラサキカタバミ(Oxalis corymbosa)の花、葉外観、茎断面。2018年12月初旬撮影。
花は散状花序で並び、5花弁5萼片の両花被花。花弁は淡赤紫色で、濃赤紫色の筋が分岐しながら基部から先端へ走る。花筒部の内側は白色で筋も緑色になる。萼は緑色で、各萼片の先端には褐色ハの字またはラムダ形の模様(腺点)があります。
葉はカタバミ同様の根出する三出複葉、小葉は倒心形でカタバミより広く分厚い。
葉序はどうなるのか疑問に思いましたが、ムラサキカタバミは花も葉も地下茎から根出するので掘り返さないと分からないことに気が付きました。また、機会がありましたら。
ちなみにイモカタバミとの鑑別はイモカタバミの花筒は赤紫色であることや葯が黄色いことから可能だそうです。