カタバミ葉裏のハダニ
カタバミ(Oxalis corniculata)の葉裏についていたハダニ。自信はありませんが胴体部に比べて脚の長い個体と短い個体を認め、長い個体はカタバミハダニを疑います。2018年12月上旬撮影(201812-2)。
ちゃんと観察するまでは小さなアブラムシも疑っていましたが、コンデジで拡大してみたら明らかにダニでした。脚が八本あることから昆虫ではなく、クモのような形態からダニと分かります。主な住処が植物の葉であることからハダニ(spider mites)と推測されます。
ハダニのいたカタバミは、果実は青々していましたが、葉には白点が散在して寒さを疑う何らかのストレスに負けた印象でした。虫体以外のオレンジ色の球体は虫卵、透明な物体は抜け殻と見られ、葉裏に寄生して低温下でも生存していることが分かります。なお、写真の葉は採取してから葉柄だけを1日水に挿していたので、葉の変化はその影響もあるかもしれません。
ピントか撮影速度でぶれているので、また何らかの方法でちゃんと撮影しようと思います。