モジゴケ科を疑う地衣類
モジゴケ科を疑う地衣類。樹木の根の露出部表面。2019年7月中旬撮影。
樹皮の上で蘚苔類を押しのけるように白色の薄い領域を広げ、その中に繰り返し分岐する黒色索状(紐状、線状)の構造を形成していました。前者は地衣体、後者は子器(菌類主体なら子実体?)というそうです。
地衣体は薄く立体的な構造物を作らないことから痂状と呼ばれ、。地衣類としては痂状地衣類または固着地衣類に分類されます[1]。
子器は種によって埋没/溝内部で突出/溝より高く突出と様々な形態を取るようですが、この写真では埋没しているように見えました。