カタバミ
カタバミ(Oxalis corniculata)。2018年11月下旬撮影。
地上茎(epigeal stem、terrestrial stem)が直立せず匍匐茎となることからオッタチカタバミ(Oxalis stricta)を除外しています。
全体:花茎および花柄、葉の縁、果実には白く短い葉が密に認められる。花弁および葉の表は無毛。葉の裏や葉柄、地上茎は不明。
葉:葉柄は根生して赤色。葉身は均一なハート型(倒心形)の3小葉に分かれる(三出複葉)。淡色点多数散在。
花:散状花序(syn.散房花序)。黄色の5弁花、緑色の5萼片を持つ両花被花。花柄基部に小さな苞葉を認める。花柄には長軸方向に数本の筋が走り、先端部はわずかに裂ける。萼に覆われた状態の花冠筒(花筒、花冠筒部、corolla tube)は淡緑色を呈する。花柱は等高で5本、雄しべは長いものと短いものが5本ずつ交互に並ぶ。
葉に白色点散在が認められるのはなぜか、また調べてみようと思っています。