住宅街道路脇の蘚類と地衣類の混生
住宅街の道路脇、地衣類が苔を覆ってみえた混生です。
住宅街の道路脇で育つ苔といえばギンゴケ(Bryum argenteum、ハリガネゴケ科ハリガネゴケ属)、ホソウリゴケ(Brachymenium exile、ハリガネゴケ科ウリゴケ属)、ハマキゴケ(Hyophila propagulifera、センボンゴケ科ハマキゴケ属)、ネジクチゴケ属(Barbula sp.、センボンゴケ科)が挙げられるかと思います。
厳密な鑑別には情報が不足していると思いますが、地衣類左側の明るい若葉色の苔は比較的幅広い葉が巻いているように見えるのでハマキゴケ属と考えています。撮影時は気づきませんでしたが、左下には透明感のある広い葉の苔も混生しています。
地衣類は深度合成を怠ったのでぼやけてしまいましたが、鱗片状の葉体と杯状の子柄が見えるのでハナゴケ科ジョウゴゴケ群の地衣類と考えています。